弊社が取り扱う断熱材について
弊社では、住まいの快適性を左右する断熱材に徹底的にこだわっています。外気温の影響を受けにくくするために、熱伝導率の低い高性能な断熱材を使用。冬は暖かく、夏は涼しい空間を実現します。また、長期間にわたって効果を維持できる耐久性の高い材料を選定し、メンテナンスの手間も軽減しています。住む人の健康と快適な生活を守る、見えない部分へのこだわりです。
フクフォームEcoを使用
みくりや建築工房では、画像右の「フクフォームEco」を使用しています。
フクフォームEcoとは、どんな工法にも寸法にもぴったりフィットする豊富なバリエーションと、 落下防止やすき間が出ない工夫が施された施工性の高い、床専用の断熱材です。
画像左(オレンジ)のものはよく他社が使用するものですが、これと当社が使用するフクフォームEcoでは、性能が圧倒的に違います。

通常のものとの規格の差
オレンジのもの 熱抵抗値0.8㎡・k/W
フクフォームEco 熱抵抗値2.2㎡・k/W
高性能&環境にやさしい断熱材
「フクフォームEco」は、産業古紙と水発泡を利用した環境に優しい断熱材です。これまで産業廃棄されていた未使用の紙廃材を再利用し、再生プラスチックやコーンスターチを原料に、水発泡技術で製造されています。
Co₂削減量は、1棟あたりスギの木26本分にも相当し、原材料製造から廃棄までのライフサイクルCo₂も他の断熱材と比べて1/4~1/2と低負荷です。特にグラスウールと比較すると、359kgものCo₂削減が可能です!

フクフォームEcoにまつわるエピソード
夏の工事で、建物は1階が個室、2階がリビングダイニング、3階が裏部屋という間取りでした。作業には2人の大工さんが入り、1階と2階から順番に進めていきました。
暑さが厳しい中、1階の大工さんは「3階に上がるのは嫌だなあ…」と心配していましたが、いざ3階に移ると驚きの一言。
「あれ?3階の方が涼しい!」実は「フクフォームEco」の優れた断熱性能のおかげで、最上階でも快適な温度が保たれていたのです。施工する側も驚く効果に、断熱材の実力を改めて実感しました。

新築の場合
新築の場合は、内部吹付発泡断熱を用います。
この方法は、建物の隅々まで断熱材がしっかり行き渡るため、気密性や断熱性が非常に高まります。吹付発泡断熱は、細かなすき間にも密着し、外気の影響を受けにくい快適な室内環境を実現します。
また、防音効果や結露防止効果も期待でき、夏は涼しく冬は暖かい暮らしをサポート。長期的に見ても、省エネで経済的な断熱工法です!
